取引をお断りする勇気

こざきの日報

開業当初にチラシの反響でお仕事のご依頼を頂いた司法書士の先生が居ました。
話を聞くと今使っている調査士が使えないので、若くてフットワークの軽い先生にお願いしたいとの事でした。
蓋を開けてみると私が仕事をあげているのだから、私の仕事は最優先で処理しろ・土日深夜関係なく電話に出ないと怒鳴る・書類の郵送代が勿体ないので取りに来いといった先生でした。
今思えば単価も安かったのですが、開業当初は来月のご飯代すら危ういので断る事も出来ず、ありがとうございます!と言ってお仕事をしておりました。
いつか必ず切ってやると言ったモチベーションで営業と仕事を行い、結果的にお断り出来る様になりました。
今ではありがたい事に、仕事をあげているといった方と取引は無く「お互いにお仕事を頂いている・お仕事をして貰っている」関係のお客様しか残っていません。
その方がお互いにいい関係性だと思います。

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